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HEALTH WORDS / 用語解説

光細胞死滅法

光細胞死滅法とは、光(レーザー)照射を利用して特定の細胞を選択的に壊死あるいはアポトーシスへと誘導し、標的とする組織や病変を破壊する治療法および研究手法の総称である。1 この手法の代表的なものとして光線力学療法(PDT: Photodynamic Therapy)が挙げられ、光感受性物質(光増感剤)をあらかじめ生体内に投与または集積させ、それに特異的な波長の光(レーザー)を照射することで活性酸素種などの反応性酸素種を発生させ、細胞障害を引き起こして標的細胞を死滅させる仕組みとなっている。2 光細胞死滅法に関連する技術や基礎研究においては、生体組織深部への光(レーザー)の透過性向上や、癌(がん)細胞などの標的に対する選択性を高めるための新規光感受性物質の開発が広範に進められている。1 また、免疫系との関連においても光細胞死滅法による細胞死が免疫原性細胞死を引き起こし、宿主の抗腫瘍免疫応答を誘導する可能性が示唆されているため、がん治療における臨床応用や集学的治療の一環としての研究が継続的に行われている。2

参考文献・出典

  1. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201002279768688800 ↩1 ↩2
  2. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907028169904253 ↩1 ↩2