HEALTH WORDS / 用語解説
抗原抗体複合体
antigen-antibody complex
抗原抗体反応によって生成される抗原と抗体の結合物。補体を活性化する。免疫複合体とも呼ばれる。
抗原抗体複合体は通常、補体の働きによりマクロファージなどの貪食細胞によって速やかに処理されるが、疾患などが原因で処理しきれず残った抗原抗体複合体は腎糸球体や血管壁に沈着して障害を引き起こす。1
抗原と抗体の両者をほぼ等量で混合すると抗原抗体複合体が凝集して不溶物(沈降物)を作ることは、抗原抗体反応の最初に観察された現象の一つである。2
参考文献・出典
- 東京大学 抗体が骨を壊す 自己免疫疾患に伴う骨粗しょう症のしくみの一端を解明: http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/release_20150326.pdf ↩
- 免疫学実習 ゲル内拡散反応: http://www.med.kindai.ac.jp/immuno/ouchterloney.html ↩