HEALTH WORDS / 用語解説
濃染顆粒
dense granule
血小板が持つ顆粒のひとつ。α顆粒よりやや小さく、数も少ない。ATPやADP、セロトニン、カルシウムイオンなどを含む。1
血小板の活性化に伴って中身が細胞外に放出される。濃染顆粒に含まれるセロトニンやADPは、それを放出した血小板にオートクリン的に作用し、血小板をさらに活性化する。23
コラーゲンは濃染顆粒からADPを放出させ、またアラキドン酸カスケードを活性化してトロンボキサンA2を産生し、ADPとトロンボキサンA2の作用によって血小板の凝集を強める。4
参考文献・出典
- 山口大学大学院医学系研究科病態検査学分野(病態検査学) 岡野こずえ 血小板に魅せられて: https://www.jstage.jst.go.jp/article/ymj/64/1/64_5/_article/-char/ja/ ↩
- 日本内科学会雑誌第 活性化血小板に由来する生理活性物質:臨床への展望 矢冨裕: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/97/1/97_168/_pdf ↩
- 筑波医療科学「血液の構造」要旨⑤⑥ 二宮治彦(臨床医学系): http://www.md.tsukuba.ac.jp/cnmt/Medtec/TJMS6(3)-5(ninomiya).pdf ↩
- KAKEN — 研究課題をさがす | コラーゲンによる血栓形成におけるトロンボキサンA_2、ADPとのクロストークの意義 (KAKENHI-PROJECT-17580258): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17580258/ ↩