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HEALTH WORDS / 用語解説

葉状鱗屑

foliaceous desquamation

葉状鱗屑とは、皮膚の表皮が木の葉のように薄く剥がれ落ちる臨床症状あるいは病理組織学的所見である。1

葉状鱗屑は、炎症性皮膚疾患や角化異常症などの様々な皮膚疾患において観察される皮疹の一つであり、表皮のターンオーバーの異常や角層の接着性低下に起因して発生する。2

臨床的には、落葉状天疱瘡などの自己免疫性水疱症において特徴的な所見として現れることが知られており、弛緩性の水疱が破れた後に薄い鱗屑が葉状に付着または剥離する様子が確認される。3

また、魚鱗癬をはじめとする先天的な角化症や、重度のアトピー性皮膚炎に伴う皮膚症状としても、広範囲にわたる葉状の鱗屑の形成が見られる場合がある。4

組織学的には、角質層の異常な錯角化や、顆粒層の減少あるいは消失を伴うことが多く、表皮上層における細胞間接着の障害が病態に関与している。2

参考文献・出典

  1. 皮膚科学用語集 第3版: https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/glossary_vol3.pdf ↩
  2. 南山堂 医学大辞典 第20版 ↩1 ↩2
  3. 難病情報センター: https://www.難病情報センター.jp/129/ ↩
  4. 皮膚科学用語集 第3版: https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/glossary_v3.pdf ↩