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HEALTH WORDS / 用語解説

親魚

Parent fish

親魚とは、魚類の繁殖において、次世代の卵や稚魚を産み出すもととなる成魚の個体を指す言葉である。1

水産学や aquaculture (養殖)の分野においては、優れた形質を持つ親魚を選抜して人工授精や採卵を行うことで、成長の早い品種や病気に対する抵抗力の高い系統を作出するための重要な資源として扱われる。2

また、水産資源の増殖を目的とした種苗生産の現場では、天然の水域から採取された親魚や、陸上養殖施設などで計画的に育成された親魚が用いられ、ホルモン投与などの人工的な催熟手法を組み合わせて安定的な採卵が行われることがある。3

魚類学および生態学の研究においては、親魚の年齢や体長、栄養状態が、産出される卵の品質や仔魚の初期生存率に与える影響についての調査が継続的に実施されており、個体群の持続可能性や加入量を予測する上での重要な指標となっている。4

参考文献・出典

  1. 水産研究・教育機構 瀬戸内海区水産研究所: https://www.nrifs.fra.go.jp/kensyu/zukan/zukan06.htm ↩
  2. 農林水産省: https://www.maff.go.jp/j/kanbou/r_r_de_go/h24_pdf/12_10.pdf ↩
  3. 独立行政法人水産総合研究センター: https://www.fra.go.jp/press/press/h22/2205/index.html ↩
  4. 国立研究開発法人水産研究・教育機構: https://www.fra.go.jp/shigen/jigyo/h30/h30_03.pdf ↩