HEALTH WORDS / 用語解説
E型肝炎ウイルス
hepatitis E virus : HEV
我が国では2003年4月の兵庫県における野生シカ肉の生食を原因とするE型肝炎ウイルス食中毒事例が、特定の食品の摂食とE型急性肝炎発症との間の直接的な因果関係を確認した最初の事例となりました。また、英科学誌「Journal of General Virology」2003年9月号掲載の報告では、北海道で市販されていた生豚レバーの一部からE型肝炎ウイルスの遺伝子が検出され、加熱不十分な豚レバーから人への感染の可能性も示唆されています。1
このウイルスによって引き起こされる症状は腹痛、発熱、倦怠感、悪心、嘔吐、食欲不振、黄疸など。A型肝炎ウイルスと同じくエンベロープを持たず、A型肝炎ウイルスの感染と似た症状が現れる。
潜伏期間は平均40日。妊婦の重症率および死亡率が高いとされる。2
参考文献・出典
- お肉はよく焼いて食べよう |厚生労働省: http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049964.html ↩
- E型肝炎について|愛知県衛生研究所: http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/67f/hev.html ↩