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HEALTH WORDS / 用語解説

EWS

EWSとは、患者の生体情報やバイタルサインのわずかな変化を捉え、急変や心停止、予後不良を早期に予測・対応するために用いられる早期警告スコアの総称である。1

EWSは多くの場合、呼吸数、酸素飽和度、体温、血圧、心拍数、意識レベルといった基本的な生理学的指標を数値化し、その合計点数によってリスクの程度を評価する仕組みとなっている。2

病院内の一般病棟などにおいては、患者の容態悪化が十分に認識されないまま重症化に至ることが課題となっており、これを防ぐための安全対策としてEWSの導入が進められている。2

医療従事者は定期的なバイタルサインの測定値をもとにEWSを算出し、一定の閾値を超えた場合には、急速対応チームなどの専門チームへ迅速に連絡を行うことで、救命率の向上や予後の改善を図ることができる。1

世界保健機関や各国の医療機関では、標準化されたEWSを用いることで、医療スタッフ間の情報共有が円滑になり、臨床現場における患者安全が大きく向上することが示されている。2

参考文献・出典

  1. 日本集中治療医学会雑誌: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/29/5/29_373/_pdf ↩1 ↩2
  2. 厚生労働省: https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000922865.pdf ↩1 ↩2 ↩3