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HEALTH WORDS / 用語解説

HHV-6A

Human herpesvirus 6A

HHV-6Aは、従来は単一の種と考えられていたヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)のうち、遺伝子学的特性や細胞株に対する増殖性などの違いからHHV-6Bとともに区別されるようになったウイルス株である。1

多くのヒトは乳幼児期にHHV-6Bに感染することが知られているが、HHV-6Aの感染経路や初感染時の臨床症状については不明な点が多く、HHV-6Bと比較して疫学的な調査研究が進行中である。1

ヒトヘルペスウイルス6型は、宿主の染色体の末端にウイルスのゲノムが組み込まれる「染色体統合型HHV-6(iciHHV-6)」という特徴を持つことがあり、HHV-6AおよびHHV-6Bの両方においてこの現象が確認されている。1

染色体統合が起こった場合、生殖細胞を介して親から子へと遺伝的にウイルスゲノムが伝播するため、体内のほぼすべての細胞のDNAにウイルスの配列が保持されることとなる。1

HHV-6Aの持続感染や再活性化は、中枢神経系の疾患をはじめとする様々な病態との関連が疑われており、神経疾患や免疫不全患者における合併症としての臨床的意義についての研究が進められている。1

参考文献・出典

  1. 国立感染症研究所: https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/417-hhv-6-intro.html ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5