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HEALTH WORDS / 用語解説

PNPLA5

Patatin-like phospholipase domain-containing protein 5

PNPLA5とは、パタチン様リン脂質ドメイン含有タンパク質ファミリーに属する酵素の一つであり、主として脂質代謝や細胞内の小胞体機能に関与するタンパク質である1。

PNPLA5遺伝子はヒトを含む哺乳類に保存されており、その発現は栄養状態やエネルギー代謝の変化によって制御されていることが知られている2。

パタチン様 phospholipase ドメインは、本ファミリーのタンパク質に共通して見られる保存されたアミノ酸配列領域であり、脂質の加水分解反応や代謝に関与する触媒活性の基盤となっている1。

生物学的な研究において、PNPLA5は脂肪滴のダイナミクスやオートファジーの制御といった細胞生物学的なプロセスとの関連が示唆されている2。

細胞内における中性脂肪の蓄積や分解のバランス維持において、PNPLA5を含むPNPLAファミリーの各分子はそれぞれの特異的な組織分布と酵素学的性質をもって機能していると考えられている1。

また、近年のゲノム科学やトランスクリプトミクスの研究により、PNPLA5の発現異常や遺伝子変異が、さまざまな代謝疾患や病態の背景要因の一つとしてどのような影響を及ぼすかについての解析が進められている2。

参考文献・出典

  1. GenBank: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/254881 ↩1 ↩2 ↩3
  2. PubMed: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21262844 ↩1 ↩2 ↩3