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カテキンのひとつ。エピガロカテキンにガレート基が付加した誘導体はエピガロカテキンガレートと呼ばれる。
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主に緑茶に含まれるカテキン類のひとつ。エピガロカテキンの誘導体で、エピガロカテキン-3-ガレートや没食子酸エピガロカテキンとも呼ばれる。カテキンの中では最も生理的活性効果が高いと考えられている。一般的な緑茶の乾燥茶葉には8~20%程度のカテキンが含まれるが、そのうち約半分をエピガロカテキンガレートが占める。抗肥満作用、抗がん作用、抗アレルギー作用、筋萎縮予防作用などを有する。緑茶の抗肥満作用の有効成分であり、この作用は細胞表面にある67kDaラミニン受容体(67LR)に感知さ…
茶葉を発酵させず使用した茶。茶葉を発酵させた茶(烏龍茶)に比べてアミノ酸やビタミンC、カテキン類が多く含まれる。緑茶に含まれるカテキン類は主に以下の4種類。-エピカテキン(EC)-エピガロカテキン(EGC)-エピカテキンガレート(ECG)-エピガロカテキンガレート(EGCG)エピガロカテキンガレートによる抗肥満作用を有し、この作用は柑橘由来ポリフェノールによって増強されることが確認されている。タグ:
発酵を途中で止めた茶葉を利用した茶。中国茶のうち青茶に含まれる。油脂を乳化して洗い流す作用が強く、口腔内の油っぽさを軽減する効果がある。発酵させるため、栄養面では緑茶(煎茶)に比べて遊離アミノ酸やビタミンCが少ない。また、カテキン(特にエピガロカテキンおよびエピガロカテキンガレート)が煎茶の約半分まで減少する。
没食子酸が他の化合物に結合した原子団の呼ばれ方。示性式は -C2ガレート基を持つ化合物にはエピガロカテキンガレートやテアフラビンジガレートなどがある。
ある物質の化学構造を一部変化させることで生成される、元の物質に似た化学構造や性質を持つ物質のこと。誘導体とは有機化合物の一部分が官能基の導入、酸化、還元、原子の置き換えなど、母体の構造や性質を大幅に変えない程度の改変がなされた化合物のことをいいます。誘導体から見た、その誘導体の元となる物質は前駆体と言える。
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