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羊や山羊を自然宿主とする、もっとも病原性の高いブルセラ属細菌。マルタ熱菌とも。*1
関連する用語
細胞内寄生性を持つグラム陰性偏性好気性短小桿菌の属。ブルセラ症の原因となる人獣共通感染細菌-ブルセラ・メリテンシス(羊、山羊型)-ブルセラ・アボータス(牛、水牛型)-ブルセラ・スイ(豚型)-ブルセラ・カニス(犬型)-ブルセラ・ランギフェリ
病原体が持つ、感染した生物に対して有害な影響を及ぼす性質。
自然の中で、ある寄生生物やウイルスと共生している宿主。通常、寄生生物は自然宿主に対しては無害。ウイルスは自然宿主の中では、高い病原性は示さず、感染サイクルを繰り返しながら存続することができる。すなわち、自然宿主内では、感染現象と細胞内防御系を含む生命プロセスが折り合った状態であると考えられている。
ブルセラ属の細菌による感染症。4類感染症のひとつ。ヒトに感染を起こす細菌を保有する動物は牛や羊、山羊、豚、犬、猫、ネズミなどが報告されている。特に地中海地方での発生が多い。細菌を持つ動物や、その動物から作られる食品の摂取によって発症する。空気感染も起こり得る。潜伏期間は5〜60日。症状は発熱、衰弱、関節痛、各臓器の炎症など。精巣への感染は無精子症の原因となる。最悪の場合は死に至る。ブルセラ症は、19世紀にクリミア熱の一つとされていた弛張熱(RemittentFever)と同義…
原核生物のひとつ。真正細菌やバクテリアとも呼ばれる。真菌(酵母、カビ、キノコ)とは異なる。-グラム陰性菌-グラム陽性菌細菌は単独ではなく、多数の細菌が集まったバイオフィルムを形成して生息する場合が多い。
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