骨梁(trabecula bone, spongy bone) †
骨の海綿質の網目構造を構成する小さい骨。内部から骨全体の表面(皮質骨)を支える役割を持つ。
骨梁ひとつは長さ200μm〜1mm、厚さは3〜7μm。*1*2
出典: 押圧法による脳性麻痺児の指圧講座 骨粗鬆症と石灰沈着
骨粗鬆症では骨梁が減少することが確認されている。骨梁の骨折のことを微小骨折と呼ぶ。*3
骨梁は2ミリにも満たない太さの柱状の構造をしたものが縦横に無数に走っていてちょうど建築物の梁(はり)のような役割をしています。骨は骨皮質と骨梁で支えられていますが、骨粗鬆症ではそれらがともに異常となります。例えば骨梁ではその太さや本数が減少し、骨を支える構造に欠陥が生じています。*4
*1助教 山田 悟史 | 北大工学系連携推進: https://labs.eng.hokudai.ac.jp/office/elo/jp/archives/labo/4916/
*2大阪大学 骨梁と海綿骨の力学特性相関: http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170705112830.pdf?id=ART0002512584
*3長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 医療科学専攻 骨粗鬆症患者の大腿骨頭における微小骨折の存在 放射光 CT による微小仮骨の解析: http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10069/36503/1/ishi838ronbun.pdf
*4大阪大学整形外科 | 運動器バイオマテリアル学講座 | 研究内容 | 人工関節術後3次元動態解析: http://www.ort-biomaterial.med.osaka-u.ac.jp/research4.html
*2大阪大学 骨梁と海綿骨の力学特性相関: http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170705112830.pdf?id=ART0002512584
*3長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 医療科学専攻 骨粗鬆症患者の大腿骨頭における微小骨折の存在 放射光 CT による微小仮骨の解析: http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10069/36503/1/ishi838ronbun.pdf
*4大阪大学整形外科 | 運動器バイオマテリアル学講座 | 研究内容 | 人工関節術後3次元動態解析: http://www.ort-biomaterial.med.osaka-u.ac.jp/research4.html
ご意見・ご要望をお聞かせください。
骨梁に関する情報を検索
この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-05-26 (土) 10:43:05