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分化抑制因子のひとつ。自然リンパ球の発生に必須。*1
関連する用語
2010年に発見された、自然免疫に関わるリンパ球。サイトカインの産生能の違いによって以下の3種類に分けられる。
様々な細胞の分化を制御する転写因子。Mycの直接の下流遺伝子。bHLHモチーフを持つ転写因子(MyoD、ニューロゲニンなど)の機能を阻害する。分化抑制因子はHLHモチーフを持つためbHLH型転写因子と二量体を形成し、この二量体がDNAに結合することを阻害することでbHLH型転写因子が関わる細胞分化が阻害される。哺乳類には以下の4種類が存在する。様々ながん細胞において高発現することが知られている。-Id1-Id2-Id3-Id4
時計遺伝子の転写因子。IL-10の産生に必須。NK細胞の分化にも関わるとされる。IL-3の産生を制御する核内因子であり、NFIL3とも呼ばれる。自然リンパ球の発生に必要なId2を誘導することで、その前駆細胞(CHILP)の分化に関わる。IL-7はCHILPにおけるE4BP4の発現を亢進させることが報告されている。
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