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HEALTH WORDS / 用語解説

カスポファンギン

caspofungin

カンジダ属やアスペルギルス属による真菌症に対するキャンディン系抗真菌薬。プネウモカンジンB0の環状ペプチドにアミノ基の修飾(ヘミアミナール部分のヒドロキシ基をジアミノエタノールで置換)を加え、水溶性で抗真菌活性の向上させた誘導体。商品名はカンサイダス。12

カスポファンギンの化学構造

β-1,3-グルカンの生合成を阻害し、カンジダ属に対しては殺菌作用、アスペルギルス属には菌糸の伸長抑制作用を示す。

ミカファンギンやアニデュラファンギンよりパラドキシカル効果を起こしやすいとされる。3

参考文献・出典

  1. カンサイダス点滴静注用50mg/ カンサイダス点滴静注用70mg: http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6179402D1020_1_07/ ↩
  2. 新規キャンディン系抗真菌薬 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科感染分子病態学講座病態生理制御学分野 河野茂 掛屋弘 宮崎義継: http://www.chemotherapy.or.jp/journal/jjc/05012/050120839.pdf ↩
  3. キャンディン系抗真菌薬と耐性機構 ニュージーランド・オタゴ大学口腔科学講座 新見京子 国立感染症研究所生物活性物質部 新見昌一: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjmm/50/2/50_2_057/_pdf ↩