ホームドウモイ酸

HEALTH WORDS / 用語解説

ドウモイ酸

domoic acid

外因性の興奮性アミノ酸のひとつ。紅藻のハナヤナギから抽出された。ムラサキイガイが持つ記憶喪失性貝毒としても確認されている。1

ドウモイ酸の化学構造

カイニン酸のおよそ10倍の神経興奮作用を持つ。

ドウモイ酸の生理活性は神経興奮作用を示し、カイニン酸に比べ 10倍程度の活性を有している。そのため回虫ばかりでなく、ぎょう虫の駆除作用もあるが、天然からは微量にしか得られなかったために、薬剤にはなり得なかった。2

参考文献・出典

  1. 道衛研所報 記憶喪失性貝毒成分ドウモイ酸によるマウスの自発的交替行動障害に及ぼす代謝調節型グルタミン酸受容体作動薬の効果 上野健一: http://www.iph.pref.hokkaido.jp/Kankobutsu/Shoho/annual54/n08.pdf ↩
  2. 慶應義塾大学理工学メディアセンターリポジトリ 連続的シグマトロピー転位の開発と (-)-カイニン酸全合成への応用: http://iroha.scitech.lib.keio.ac.jp:8080/sigma/handle/10721/2617 ↩