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HEALTH WORDS / 用語解説

十薬

Dokudami / Houttuynia cordata

十薬とは、ドクダミ科ドクダミ属の多年草であるドクダミの生薬としての名称であり、主に乾燥させた全草が用いられる。1

ドクダミは日本全国の道端や陰湿な場所に自生する植物であり、特有の芳香を有している。2

古来より十種の効能あるいは十種の薬効を持つとされることから「十薬」の呼称が与えられたと伝えられており、日本薬局方にも医薬品として収載されている。1

十薬の成分としては、クェルシトリンやイソクェルシトリンなどのフラボノイド類が含まれており、これらが利尿作用などの薬理作用を示すことが知られている。2

また、精油成分であるデカノイルアセトアルデヒドなども含有されており、生鮮状態の葉や茎において強い抗菌作用や消炎作用を発揮する要因となっている。2

医薬品としての十薬は、煎剤として服用されることが多く、民間薬としても便秘の改善や解毒の目的で広く利用されてきた歴史がある。1

薬理学的な研究においても、抗酸化作用や毛細血管を強化する働きが確認されており、現代の医療や薬草の分野においてもその有用性が注目され続けている。2

参考文献・出典

  1. 第十八改正日本薬局方: https://www.pmda.go.jp/files/000244512.pdf ↩1 ↩2 ↩3
  2. 日本薬局方ドクダミ: https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000570648.pdf ↩1 ↩2 ↩3 ↩4