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HEALTH WORDS / 用語解説

基底細胞がん

Basal Cell Carcinoma

基底細胞がんとは、皮膚の表皮最下層に位置する基底細胞や毛包系細胞から発生する悪性腫瘍(皮膚がん)の一種である。1

基底細胞がんは、皮膚がん全体の中で比較的高い頻度で発生する疾患であり、特に高齢者の日光暴露部(顔面など)に好発する特徴を持つ。1

本疾患の発生には、紫外線への長期間の曝露が重要な環境的要因として深く関与していることが知られている。1

臨床的には、黒色から青褐色の結節や、表面に潰瘍を形成する病変として観察されることが多く、悪性黒色腫などの他の皮膚腫瘍との鑑別が必要となる場合がある。1

基底細胞がんは転移を起こす頻度が極めて低い悪性腫瘍であるとされているが、局所において周囲の組織へ浸潤して破壊を広げる性質を持っている。1

そのため、病変の治療においては、外科的治療(手術療法)を用いて腫瘍を完全に切除することが基本方針となる。1

皮膚に生じた結節や治癒しない潰瘍などの症状が認められた場合には、早期に医療機関を受診し、皮膚科専門医による適切な診断と治療を受けることが極めて重要である。1

がん研有明病院の公開情報によれば、基底細胞がんは表皮の基底層や付属器から発生する上皮性悪性腫瘍であり、白人に非常に多い皮膚がんであるが、日本人を含む有色人種においても比較的よく見られる疾患である。2

顔面などの露出部に好発するため整容面への配慮も必要であり、病理組織学的な検査によって確実な診断を下した上で、外科的切除を中心とした治療計画が立案される。2

参考文献・出典

  1. 国立がん研究センター: https://ganjoho.jp/public/cancer/skin/index.html ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7
  2. がん研有明病院: https://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/types/skin.html ↩1 ↩2