HEALTH WORDS / 用語解説
枇杷葉
Loquat leaf
枇杷葉とは、バラ科のビワ(学名:Eriobotrya japonica)の葉であり、伝統的に生薬や民間薬として利用されてきた植物由来の原料である。1
ビワの葉は、古来より東アジア地域において様々な健康維持の目的に用いられてきた歴史を持っている。2
現代の薬学および植物化学的研究においては、枇杷葉の成分に関する様々な分析が行われており、トリテルペノイド類やフラボノイド類をはじめとする有機化合物が含まれていることが明らかにされている。3
生薬としての枇杷葉は、規定された品質基準や鑑別法が存在し、医薬品の原料としても日本薬局方などの公的規格に収載されている。4
成分抽出物の薬理作用についても基礎的な研究が進められており、抗炎症作用や皮膚科学的な効能に関する科学的データの集積が試みられている。5
このように、枇杷葉は単なる民間療法の枠にとどまらず、現代医学および薬学の分野においても生薬学的見地から継続的な調査と評価が行われている天然物である。1
参考文献・出典
- 第十八改正日本薬局方 生薬解説書: https://www.pmda.go.jp/files/000244589.pdf ↩1 ↩2
- 日本薬局方ビワ葉: https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000959451.pdf ↩
- J-STAGE 医薬学雑誌ビワ葉研究: https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/125/2/125_2_197/_pdf/-char/ja ↩
- 第十八改正日本薬局方: https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000959451.pdf ↩
- J-STAGE 薬学雑誌 ビワ葉の薬理学的研究: https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/125/2/125_2_197/_pdf/-char/ja ↩