HEALTH WORDS / 用語解説
CRMP2
Collapsin response mediator protein 2
CRMP2とは、主として神経系の発生や発達において、軸索の伸長や神経細胞の極性形成を制御するタンパク質である。1
CRMP2はコリプシン応答媒介タンパク質ファミリーに属する分子であり、ホモ四量体およびヘテロ四量体を形成する能力を持つ。1
このタンパク質は微小管の重合を促進する活性や、チューブリンおよびアクチンなどの細胞骨格関連タンパク質と結合する性質を有している。2
そのため、神経網の構築やシナプス形成の過程において、細胞骨格の動態を調節する中心的役割を果たしている。2
また、CRMP2は中枢神経系における神経変性疾患や神経障害性疼痛の病態生理にも深く関与していることが示されている。2
例えば、アルツハイマー病などの疾患においては、タウタンパク質のリン酸化や神経原線維変化に関連するシグナル伝達経路との相互作用が研究されている。2
参考文献・出典
- 蛋白質構造データバンク: https://pdbj.org/mine/summary/2edc ↩1 ↩2
- J-GLOBAL: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902206263435649 ↩1 ↩2 ↩3 ↩4