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HEALTH WORDS / 用語解説

タウタンパク質

Tau protein

神経細胞の軸索内に存在する、分子量約5万の微小管結合タンパク質。微小管の重合を促進したり安定化したりする。1

ヒトのタウタンパク質の遺伝子は17番染色体長腕17q21に存在し16個のエクソンからなる。スプライシングによってアミノ酸が352〜441個からなる分子量の異なる6種類のアイソフォームを発現する。2

認知症患者の脳内からは凝集したタウタンパク質が確認される。タウタンパク質の蓄積による疾患はタウオパチーと呼ばれる。34

タウタンパク質は微小管と結合するタンパク質で、神経細胞では軸索に局在しています。 タウタンパク質は多くのリン酸化部位を持っており、そのうちの十数か所はPin1が作用しうるSer/Thr-Pro配列です。 リン酸化によって、タウタンパク質は微小管への結合能が低下し、結果として微小管が不安定化します。 5

微小管との結合に関わる繰り返し配列の数によって以下の種類に分けられる。6

参考文献・出典

  1. 大阪市立大学大学院医学研究科 認知症病態学 タウ蛋白 (Tau protein): http://www.med.osaka-cu.ac.jp/Neurosci/Tau.html ↩
  2. 埼玉医科大学雑誌 学習院大学・理学部生命科学科 大学院自然科学研究科生命科学専攻 認知症とタウ蛋白との関係 高島明彦: http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol43/02/jsms43_134_141.pdf ↩
  3. (株)化学同人 京都大学大学院薬学研究科 くすりをつくる研究者の仕事 薬のネタ探しから私たちに届くまで 2017/3/30 ↩
  4. KAKEN — 研究課題をさがす | グリア細胞のタウ病理からタウオパチーの病態にせまる (KAKENHI-PROJECT-26430052): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-26430052/ ↩
  5. 東北大学農学部・分子酵素学研究室: http://www.agri.tohoku.ac.jp/enzyme/theme_pin1_2.html ↩
  6. タウの異常構造の違いによる認知症の生化学分類 | 公益財団法人 東京都医学総合研究所: http://www.igakuken.or.jp/topics/2015/1107.html ↩