HEALTH WORDS / 用語解説
ClC-3
Chloride channel 3
ClC-3とは、電位依存性の塩化物イオンチャネルファミリーに属する膜タンパク質であり、哺乳類の中枢神経系をはじめとする多様な組織に広く発現している遺伝子およびその産物である。1
ClC-3チャネルは、ClCチャネルファミリーの中でCLC-3としても知られ、細胞膜のみならず細胞内小器官であるエンドソームやシナプス小胞などの膜にも局在しているという特徴を持っている。2
分子生物学的な解析において、ClC-3は神経伝達物質の取り込みや小胞の酸性化に関与していることが示唆されており、神経機能の維持や細胞の容積調節において重要な役割を果たしていると考えられている。1
また、ClC-3はアポトーシス(細胞死)の過程や腫瘍細胞の増殖および遊走にも関与している可能性が指摘されており、様々な病態生理学的プロセスとの関連性について研究が進められている。2
参考文献・出典
- National Center for Biotechnology Information: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/1182 ↩1 ↩2
- UniProt: https://www.uniprot.org/uniprotkb/P51795/entry ↩1 ↩2