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HEALTH WORDS / 用語解説

GLP-1

glucagon-like peptide-1

食事の際に小腸下部の粘膜上皮のL細胞から分泌されるホルモン。延髄孤束核にも存在が確認されている。インクレチンのひとつ。グルカゴン様ペプチド-1とも。12

摂食(食欲)抑制作用やα細胞からのグルカゴン分泌抑制作用、胃排出遅延作用などを持つ。

GLP-1がGLP-1の受容体に結合すると、細胞内のcAMPを上昇させる。β細胞でcAMPが上昇するとインスリンの合成が促進され、その細胞外への分泌が増加する。これによって食後の血糖の上昇を抑える効果がある。GLP-1はDPP-4によって1~2分で不活化される。3

GLP-1の受容体は、β細胞の他にも末梢および中枢神経系(視床下部のPOMC/CARTニューロンなど)や心臓、血管系、腎臓、肺、消化管粘膜の細胞などにも存在する。

参考文献・出典

  1. 九州大学 骨が全身の代謝を改善 オステオカルシンによるインスリン分泌の新しい経路を発見: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1213/2013_02_21_3.pdf ↩
  2. 中枢性摂食調節機構について 空腹・満腹のメカニズム 太田一樹(管理栄養学科・教授): https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170530175924.pdf?id=ART0009880616 ↩
  3. 糖尿病用薬剤 必要な薬剤と不要な薬剤 NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)浜六郎: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jln/26/1/26_59/_pdf ↩