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HEALTH WORDS / 用語解説

N-CoR

Nuclear receptor corepressor

N-CoRとは、核内受容体コプレッサー(Nuclear receptor corepressor 1)の略称であり、主に転写抑制因子として機能するタンパク質分子である。1

N-CoRは、リガンドが結合していない状態のホルモン受容体などの転写因子と結合し、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)などの酵素複合体を標的遺伝子のプロモーター領域へリクルートすることで、遺伝子発現を抑制する役割を持つ。2

分子生物学および生化学の分野において、N-CoRは甲状腺ホルモン受容体やレチノイン酸受容体をはじめとする様々な核内受容体のシグナル伝達経路において中心的な転写調節因子として広く知られている。2

また、N-CoRは脂質代謝、糖代謝、炎症応答、細胞分化などの多様な生理学的プロセスにおいて重要な分子メカニズムに関与していることが学術論文等で示されている。1

参考文献・出典

  1. Genetics Home Reference: https://medlineplus.gov/genetics/gene/ncor1/ ↩1 ↩2
  2. NCBI Gene: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/8549 ↩1 ↩2