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粘膜に生じる病変。*1
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粘膜疹のひとつ。通常角化しない粘膜上皮が角化して白色に見えるようになったもの。口腔粘膜(頬や舌、歯肉)起こる白い病変。擦っても落ちない。舌にできるものはがん化する場合が多い。原因として喫煙やアルコールによる刺激、義歯などによる慢性の機械的刺激、ビタミンAやビタミンBの不足などがある。
梅毒トレポネーマによる感染症。5類感染症のひとつ。主に感染者との粘膜の接触を伴う性行為によって感染する。指の傷口からの感染も報告されている。母体から胎児への感染は先天梅毒と呼ばれる。感染後約3週間の潜伏期間があり、その後感染部位に硬結や潰瘍が形成される。これらが一旦消失したのち再度4〜10週間の潜伏期を経て、全身に多彩な皮疹、粘膜疹、扁平コンジローマ、梅毒性脱毛などが起こる。全身症状(発熱、倦怠感)、泌尿器、中枢神経、筋骨格などに異常が起こる場合がある。抗生物質(ペニシリン系…
粘膜に生じる、直径1cm以内の疼痛を伴う円形の粘膜疹。表面には黄白色の偽膜が生じ、周囲は炎症によって赤くなる。通常1~2週間で自然治癒する。再発を繰り返す場合は再発性アフタと呼ばれる。アフタを生じる原因は単純疱疹、水痘、手足口病、ベーチェット病、物理的刺激など。
消化管などの内臓の内側(内腔)などに存在し、それを保護する役割を持つ層状の組織。粘膜は粘膜上皮、粘膜固有層の二層、またはこれらに粘膜筋板を加えた三層から構成される。例えば、胆嚢の粘膜は粘膜筋板の無い二層であるが、食道や胃などの消化管には粘膜上皮が存在する。粘膜は病原体の侵入を防ぐ免疫を持つ。主に分泌型IgAが産生される。粘膜面には,B2系B細胞に加え,T細胞非依存的に多糖類や脂質などの病原体に共通する抗原に対する抗体を産生し,骨髄外で成熟するB1系B細胞が多くみられる....…
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