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非対称性ジメチルアルギニン(asymmetric NG, NG-dimethylarginine : ADMA)

ジメチルアルギニンのひとつ。慢性腎臓病糖尿病高血圧脂質異常症で数倍に増加し、慢性腎臓病および心血管疾患の進展に関わる尿毒素*1*2

非対称性ジメチルアルギニンの化学構造

非対称性ジメチルアルギニンが血管内皮細胞に蓄積すると一酸化窒素の合成が阻害され、正常な血管内皮細胞の機能が失われる。これによって高血圧動脈硬化心筋梗塞脳卒中などの発症や進展が引き起こされる。

テストステロンの減少によって非対称性ジメチルアルギニンが増加するため、テストステロンの補充が心血管疾患の予防に有効である可能性が示唆されている。*3

*1KAKEN — 研究課題をさがす | 心腎連関における非対称性ジメチルアルギニンの役割の解明 (KAKENHI-PROJECT-20590969): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20590969/
*2慢性腎臓病におけるメチルアルギニンを介した内皮機能障害 木村和哲: https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/132/4/132_4_443/_pdf/-char/ja
*3名古屋市立大学 医学研究科 臨床薬剤学分野 片岡智哉 血中 Testosterone の低下ヒトにおいて血中 ADMA 濃度に及ぼす影響の検討: http://www.nagoya-cu.ac.jp/science/research/tokusho/files/20160613/H27_3-2_kataokatomoya.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-10-04 (金) 11:05:20