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T1rのひとつ。味細胞にある甘味を感知する受容体。*1
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細胞表面(多くは細胞膜上)に存在し、ホルモンなどと結合して外からの刺激・情報物質を受け取ることができる部位。主に膜タンパク質。レセプターやリセプターとも呼ばれる。受容体に結合できる分子のことをリガンドと呼ぶ。受容体に結合したリガンド自体は細胞内に入らないが、その細胞では様々な変化が引き起こされる。受容体とは、ホルモンや神経伝達物質などの特定の物質(リガンド)と結びついて細胞の反応を生じさせるタンパク質の一種で、外部の刺激をキャッチし、細胞の内部に伝える最初の砦のような役割を持…
舌の上皮にある味細胞に発現する、甘味を認識する受容体。2種類のタンパク質(T1r2とT1r3)によって構成される。この受容体1つによって、様々な甘みの全てを識別できる。また、口腔内以外にも、消化管、膵臓などに発現しており、生体内における血糖値の監視する役割を持つとされる。
味蕾に存在する、味を知覚する受容体を持つ細胞。
味覚受容体として働くタンパク質。組み合わせによって甘味受容体または旨味受容体として機能しており、細胞外からの味物質の情報を細胞内に伝える役割を担う。ヒトには、以下の3種類のファミリーが存在するとされる。-T1r1-T1r2-T1r3味覚受容体タイプ1(Taste receptor type 1)と呼ばれるタンパク質で、ヒトではT1r1, T1r2, T1r3の3種類が存在し、それぞれ大きな細胞外領域、細胞膜に埋めこまれて存在する膜貫通領域、細胞の内側に露出した細胞内領域の各領…
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