ヘテロクロマチン
コンパクトに収縮されたクロマチン。この状態ではDNAの情報を読み出すことができない。哺乳類のメスが持つ2本のX染色体のうちの1本はヘテロクロマチンとして不活性化され、凝縮してバー小体となる。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
コンパクトに収縮されたクロマチン。この状態ではDNAの情報を読み出すことができない。哺乳類のメスが持つ2本のX染色体のうちの1本はヘテロクロマチンとして不活性化され、凝縮してバー小体となる。
酵母から高等生物まで広く保存されているヒストンシャペロンのひとつ。
H3K27me3とは、ヒストンH3の第27番目のリシン残基がトリメチル化されたものであり、一般に遺伝子発現の抑制(サイレンシング)と深く関わるエピジェネティクスの重要なマークである。
Xist RNAとは、哺乳類の雌におけるX染色体不活性化(XCI)の過程において中心的な役割を果たす長鎖ノンコーディングRNA(lncRNA)である。
性染色体のひとつ。哺乳類では、雌は雄の二倍の数を持つ。
セントロメアに存在するDNAの反復配列。凝縮したヘテロクロマチン構造が形成される。
細胞核の中に存在する、女性の2つのX染色体のうちの1つが不活性化されて折りたたまれヘテロクロマチンとなったもの。女性の細胞に見られる。余分となったX染色体の情報を読み取られないようにする働きがある。バール小体とも呼ばれる。
ヒストンメチル化とは、真核生物のクロマチンを構成するヒストンタンパク質のアミノ酸残基、主にリジン残基やアルギニン残基に対してメチル基が転移・付与される翻訳後修飾の一種である。
ヒストンメチル化酵素とは、ヒストンの特定のリジン残基またはアルギニン残基に対してメチル基を転移する反応を触媒する酵素の総称である。 エピジェネティクスにおいて中心的な役割を果たし、遺伝子発現の活性化や抑制を制御する重要なタンパク質群として知られている。
ヒストンメチル基転移酵素とは、ヒストンの特定のアミノ酸残基に対してメチル基を転移する反応を触媒する酵素の総称である。
ヒストン脱アセチル化とは、ヒストンのアミノ末端テールにあるリシン残基からアセチル基が酵素的に除去される化学反応のことである。
緩まった状態のクロマチン。転写が活性化された領域。この状態でDNAの情報を読み出すことができる。
生殖細胞の核膜直下に分布するゲノムの領域。生殖細胞の発生過程を通して大幅に減少する。
転写抑制因子とは、DNAからmRNAへの転写を負に調節し、遺伝子発現を抑制あるいは停止させるタンパク質の総称である。
転写活性とは、DNAからRNAへの転写が行われる度合いや、遺伝子の発現を引き起こすタンパク質の能力を指す指標である。 真核生物および原核生物において、遺伝子発現の調節は細胞の機能維持や分化、環境適応において中心的な役割を担っており、その制御機構の中核として転写活性の強弱が厳密にコントロールされている。