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HEALTH WORDS / 用語解説

インドキシル硫酸

indoxyl sulfate

トリプトファンの代謝によって生成される尿毒素のひとつ。インドールの3位が硫酸化した構造を持つ。

インドキシル硫酸の化学構造

尿毒素の中で最も毒性が強いとされる。転写因子のGATA3を介して、尿毒素の排泄に関わるトランスポーターであるSLCO4C1の発現を抑制する。12

インドキシル硫酸は食事中の肉、特にトリプトファンに由来する化合物であり、腎臓で排泄されます。慢性腎臓病(CKD)患者で血中・尿中インドキシル硫酸濃度の上昇が知られており、腎傷害との関連が示唆されきました。3

腎機能が正常に機能している際は尿とともに体外へ排出されるが、腎機能の低下により排尿量が減少すると血中に蓄積される。この蓄積が腎不全の進行促進に関与していることが知られている。4

参考文献・出典

  1. 東北大学大学院医学系研究科 東北大学大学院薬学研究科 腎臓病患者で筋肉の萎縮が起きる機序を解明 体内に蓄積する毒性物質が筋肉の代謝変化を引き起こす: http://www.pharm.tohoku.ac.jp/info/file/20161111.pdf ↩
  2. KAKEN — 研究課題をさがす | トランスポーターによる尿毒症物質除去を標的とした新規慢性腎臓病治療法の開発 (KAKENHI-PROJECT-24890013): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-24890013/ ↩
  3. 北海道大学 大学院獣医学研究院・獣医学部: https://www.vetmed.hokudai.ac.jp/organization/anat/research/18%20CKD-7.html ↩
  4. ヒトにすむ種類のビフィズス菌が、尿毒症毒素の前駆体であるインドールを体に有益なインドール-3-乳酸(ILA)へ変換することを確認 | 京都大学: https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-05-10-1 ↩