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HEALTH WORDS / 用語解説

ウルシオール

urushiol

ウルシかぶれの原因となる、カテコール誘導体の一群。ツタウルシやウルシの樹液、マンゴーの果皮、カシューナッツの殻などに含まれる。1

ウルシオールの基本化学構造

Rには以下の複数の炭化水素が結合する。天然のウルシオールはこれらの混合物。

  • (CH2)14CH3
  • (CH2)7CH=CH(CH2)5CH3
  • (CH2)7CH=CHCH2CH=CH(CH2)2CH3
  • (CH2)7CH=CHCH2CH=CHCH=CHCH3
  • (CH2)7CH=CHCH2CH=CHCH2CH=CH2

空気中で酸化されやすく水に対する溶解性は無い。不飽和結合を含む側鎖を有するウルシオールは強いウルシかぶれを引き起こす。2

漆は樹液中のラッカーゼの働きによってウルシオールが重合したもの。

参考文献・出典

  1. 近畿大学医学部 免疫学教室 事例解説: https://www.med.kindai.ac.jp/immuno/jirei2009.pdf ↩
  2. KAKEN — 研究課題をさがす | ウルシオール-オリゴ糖配糖体の合成と作用機構の解明 (KAKENHI-PROJECT-09240236): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-09240236/ ↩