HEALTH WORDS / 用語解説
ガベキサートメシル酸塩
gabexate mesilate
トロンビンや血液凝固第Ⅹa因子、プラスミンなどを阻害することで血液凝固を抑制する。半減期は約1分。1
急性膵炎や播種性血管内凝固症候群に対する治療薬。2
メシル酸ガベキサートは、膵疾患や汎発性血管内血液凝固症(DIC)に対して広く用いられているトリプシン様セリン蛋白分解酵素阻害剤であるが、副作用として投与部位の血管痛や、刺入した血管に沿った静脈炎や潰瘍、壊死などの重篤な血管障害をきたすことがあり、臨床上大きな問題となっている。3
参考文献・出典
- 近畿大学 輸血・細胞治療センター 血栓傾向を呈する血液疾患 播種性血管内凝固: http://www.med.kindai.ac.jp/transfusion/ketsuekigaku11.pdf ↩
- ガベキサートメシル酸塩注射用100mg「タカタ」: http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/400186_3999403D1310_1_01.pdf ↩
- KAKEN — 研究課題をさがす | 膵酵素阻害薬メシル酸ガベキサートによる血管障害の発現機序解明および予防策の確立 (KAKENHI-PROJECT-19923040): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19923040/ ↩