ホームプラスミン

HEALTH WORDS / 用語解説

プラスミン

plasmin

血液内のフィブリン繊維の分解を行う、血栓溶解(線溶)において主要な働きをするタンパク質分解酵素。1

体内ではtPAなどのプラスミノーゲン活性化因子(プラスミノーゲンアクチベータ)によってプラスミノーゲンから生成される。2

生体内では、プラスミンはプラスミノーゲンアクチベータ(PA)の作用により、その前駆体プラスミノーゲン(Plg)から迅速に活性化され、生成することが広く知られている。3

硝子体の手術にも使用される。

順天堂大学の田中教授と山形大学の一瀬教授の共同研究グループは、我が国で初めてプラスミンという酵素を用いた硝子体切除(剥離術)を行なった。これは、物理的な外力(吸引)を加える従来の手術法に比べて、出血、網膜損傷の危険や副作用の少ない画期的な方法であり、ガスを注入した術後の長期間にわたる頭位保持も不要であるので、患者さんの苦痛や負担は大幅に軽減する。4

参考文献・出典

  1. 血栓傾向を呈する血液疾患 播種性血管内凝固: http://www.med.kindai.ac.jp/transfusion/ketsuekigaku11.pdf ↩
  2. ↩
  3. 発表論文解説 | 東京大学医科学研究所: http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/research/papers/post_3.php ↩
  4. 山形大学医学部 プラスミン療法: http://www.id.yamagata-u.ac.jp/MolPathoBiochem/Plasmin.html ↩