ホームグリセンチン

HEALTH WORDS / 用語解説

グリセンチン

glicentin

腸管グルカゴンのひとつ。腸管管腔内L細胞から分泌される、69個のアミノ酸残基からなるペプチド。特に回腸末端からの分泌が多い。グルカゴンの全アミノ酸配列を内包している。前駆体はプログルカゴン。123

C末端はグルカゴンのC末端トレオニン残基に8個のアミノ酸配列が連結した構造を持つ。作用機序はパラクリンによるものと想定されている。

グリセンチンは単独でヒト胎児の小腸上皮細胞増殖効果を有することが示唆されている。

また、腸粘膜上皮細胞増殖作用を有することが知られる。腸管粘膜上皮の増殖および保護機能はGLP-2を加えることにより増強されることが報告されている。4

参考文献・出典

  1. 2型糖尿病患者における高グルカゴン血症の評価 -新規測定アッセイを用いて- 兵庫医科大学大学院医学研究科 医科学専攻 器官代謝制御系 糖尿病学(指導教授 佐野統) 松尾俊宏: http://www.hyo-med.ac.jp/library/faculty/graduate_college/paper/h27/704.pdf ↩
  2. Glicentin - an overview | ScienceDirect Topics: https://www.sciencedirect.com/topics/neuroscience/glicentin ↩
  3. 腸管上皮増殖促進因子グリセンチンの効果 : in vitro の検討: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsps/34/7/34_KJ00003316429/_article/-char/ja/ ↩
  4. KAKEN — 研究課題をさがす | Bacterial Translocationに対する小腸上皮増殖因子の効果(腸管上皮増殖因子グリセンチンの効果) (KAKENHI-PROJECT-14770987): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14770987/ ↩