ホームシャペロニン

HEALTH WORDS / 用語解説

シャペロニン

Chaperonins

分子量58000〜64000程度の分子シャペロン。

様々な生物のミトコンドリアが共通して持つことが確認されている。

分子シャペロンの概念を発表した翌年,EllisはHemmingsenらとともに,植物のRuBisCOサブユニットに結合するオリゴマータンパク質が大腸菌のGroELと相同分子であることを同定した.同時期にMcMullinらによって,GroEL抗体に交差する,分子量58,000–64,000のタンパク質が,酵母,カエル,トウモロコシ,ヒトのミトコンドリアに共通して存在することが明らかにされていたことから,Ellisらはこのサイズのタンパク質が進化的に保存された分子シャペロンであると考え,特別に“シャペロニン”(Chaperonins)と呼ぶことを発表した.

分子シャペロンとシャペロニンはよく混同されるが,シャペロニンはヌクレオプラスミンやHSP70などと同じように,分子シャペロンの定義に当てはまる一つのタンパク質ファミリーである.1

参考文献・出典

  1. 分子シャペロン ~誕生の歴史と概念~: https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9304/9304_yomoyama.pdf ↩