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HEALTH WORDS / 用語解説

テネイシンX

Tenascin-X

テネイシンXとは、細胞外マトリックスを構成する巨大な糖タンパク質の一種であり、主として結合組織の構造維持や弾性繊維の制御に深く関与している分子である。1

テネイシンファミリーに属するタンパク質であり、ヒトにおいてはTN-Xとして知られ、皮膚や筋肉、血管などの様々な組織の細胞外基質に広く分布している。1

この分子はコラーゲン線維の配列や相互作用を調節する機能を持つほか、細胞の接着や移動の制御においても重要な役割を果たしていると考えられている。1

テネイシンXをコードする遺伝子の異常や変異は、エーラス・ダンロス症候群の原因の一つとして知られており、特に関節の過可動性や皮膚の過弾力性、組織の脆弱性といった臨床的特徴との関連性が指摘されている。2

参考文献・出典

  1. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201007011037672288 ↩1 ↩2 ↩3
  2. 難病情報センター: https://www.nanbyou.or.jp/entry/4621 ↩