HEALTH WORDS / 用語解説
デヒドロエルゴステロール
dehydroergosterol : DHE
菌類の細胞膜の構成成分であるステロールの一種。エルゴステロールから水素を2つ取り除いた化学構造を持つ。1
カマンベールチーズの製造における白カビの発酵工程で生成される。23
ミクログリアのTNF-α産生を抑制する作用を持つ。また、デヒドロエルゴステロールを含む飼料を摂取したマウスのアミロイドβ沈着量およびそれによって産生されるTNF-αやMIP-1αが減少したことから、アルツハイマー病の予防効果を持つことが確認されている。
参考文献・出典
- Dehydroergosterol | C28H42O - PubChem: https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/Dehydroergosterol#section=Top ↩
- アルツハイマー病を予防できる可能性 - カマンベールチーズに原因物質の沈着を抑える成分を発見 -: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2015/20150310-1.html ↩
- Dehydroergosterol as an Analogue for Cholesterol: Why It Mimics Cholesterol So Well—or Does It? - The Journal of Physical Chemistry B (ACS Publications): http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/jp406883k ↩