HEALTH WORDS / 用語解説
カマンベールチーズ
camembert cheese
白カビ(ペニシリウム属)による乳の発酵によって製造される、フランス原産のチーズ。熟成期間が20日前後と他のナチュラルチーズと比較してかなり短い。1
発酵工程で生成されるオレイン酸アミドとデヒドロエルゴステロールが、ミクログリアのアミロイドβ貪食活性と抗炎症活性を促進する。マウスにおいてはアミロイドβの沈着を抑制することが報告されている。2
また、認知機能改善ペプチドであるβラクトリンを含むことやBDNFを増加させることから、認知症予防に有用である可能性が示唆されている。34
参考文献・出典
- 日本食品科学工学会誌 カマンベールチーズ熟成中におけるタンパク質分解: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk1995/43/6/43_6_703/_article/-char/ja/ ↩
- アルツハイマー病を予防できる可能性 - カマンベールチーズに原因物質の沈着を抑える成分を発見 -: https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2015/20150310-1.html ↩
- 慶應義塾大学 乳由来βラクトリンが記憶力を改善することをヒト試験で確認 中高年を対象としたランダム化比較試験で効果を確認: https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2019/4/25/190425-1.pdf ↩
- ヒト対象で世界初 カマンベールチーズが認知症に効果的と確認~本学とmeijiなどの共同研究で 桜美林大学: https://www.obirin.ac.jp/info/year_2019/r11i8i0000031efw.html ↩