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HEALTH WORDS / 用語解説

ノルリグナン

Norlignan

ノルリグナンとは、通常のリグナン骨格を構成するC18単位から、1つまたは複数の炭素原子(通常は側鎖の炭素)が失われた基本骨格を持つ、植物由来の天然化合物の総称である。1

ノルリグナン類は、広義のフェノール性化合物あるいはポリフェノールの一種として位置づけられ、様々な植物の根、茎、樹皮、木部などの組織に含まれていることが多い。1

植物界における生合成経路としては、一般的なリグナンと同様にフェニルプロパノイド経路に由来すると考えられており、モノリグノールの酸化偶連反応や、それに続く炭素鎖の短縮化などの修飾反応を経て生成される。2

化学構造上の特徴として、基本骨格の炭素数が一般的なリグナンのC18よりも少なく、C17やC16などの構造をとることが多いため、構造多様性に富んだ天然有機化合物として有機化学や生薬学の分野で研究対象となっている。1

薬理学的および生物学的な特性に関する研究では、一部のノルリグナン誘導体において多様な生理活性を示すことが報告されており、植物抽出物中の有効成分として抗酸化作用やその他の細胞レベルでの作用について解析が行われている。2

参考文献・出典

  1. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907024623708688 ↩1 ↩2 ↩3
  2. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201007026759737119 ↩1 ↩2