HEALTH WORDS / 用語解説
メガリン
megalin
キュビリンとアムニオンレスの複合体とエンドサイトーシスにおいて共役する、膜貫通領域を持つ巨大な受容体。腎臓に発現する。LDL受容体ファミリーに属する。1
糸球体から濾過された様々なタンパク質や終末糖化産物を細胞内に取り込む。ビタミンAやビタミンB12、ビタミンD、葉酸などと結合したタンパク質もリガンドであり、それらの代謝に関与する。セレノプロテインP,ジメルカプトコハク酸テクネチウム、フェチュインAなどもリガンドとなる。2
腎毒性を持つ薬剤はメガリンと結合して腎臓内へ取り込まれて腎臓を障害する。これはシラスタチンによってメガリンとの結合を阻害されることによって軽減できる。3
参考文献・出典
- KAKEN — 研究課題をさがす | メガリンの近位尿細管での生理的・病的機能の解析とその分子特性の腎臓内科学的応用 (KAKENHI-PROJECT-10670989): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-10670989/ ↩
- 第699回新潟医学会 糖尿病の合併症 糖尿病性腎症の病態と治療 斎藤亮彦 新潟大学大学院医歯学総合研究科 機能分子医学講座: http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp/dspace/bitstream/10191/44111/1/129 ↩
- 新潟大学 薬剤性腎症の発症機序とその予防薬を発見! 腎毒性薬剤が急性腎障害を引き起こす機序を解明するとともに、その予防薬を発見しました: https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2017/01/290106.pdf ↩