ホーム接着剤

HEALTH WORDS / 用語解説

接着剤

Adhesive

接着剤とは、2つの物質の表面を界面において化学結合あるいは物理的吸着などの接着力によって一体化させるために用いられる非金属の物質である1。

医療分野や歯科領域において、接着剤は生体組織や歯科材料を強固に固定・接合するための極めて重要な医薬品、医療機器、あるいは歯科材料として広く応用されている。 特に歯科の領域では、歯のエナメル質や象牙質といった硬組織に対してレジンなどの接着性樹脂を密着させることで、修復材料の保持力を高め、虫歯治療における窩洞の封鎖や補綴物の装着などに不可欠な役割を果たしている2。

歯科用をはじめとする医療用の接着剤やセメントにおいては、その組成成分としてモノマーやポリマー、フィラーなどが含まれており、光照射や化学反応によって硬化する性質を持つものが多く存在する。 これらの材料は優れた機械的強度や耐久性を発揮する一方で、未反応の成分が接触皮膚炎などのアレルギー反応や刺激性を引き起こす可能性が指摘されているため、安全管理や適切な使用方法の遵守が求められる12。

参考文献・出典

  1. 厚生労働省職場のあんぜんサイト: https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gms/kigyo/zai/zai_41.html ↩1 ↩2
  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット: https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-02-005.html ↩1 ↩2