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HEALTH WORDS / 用語解説

耳下腺がん

耳下腺がんとは、耳下腺に発生する悪性腫瘍(がん)の総称である。1 耳下腺は唾液を分泌する唾液腺のうち最大の大きさを持つ大唾液腺の一つであり、その内部には顔面神経が走行している。1 耳下腺がんは頭頸部がん全体のなかでは比較的まれな疾患であり、発生する組織型が非常に多様であるという特徴を持つ。1 主な症状としては、耳の前方や耳たぶの下方における無痛性腫瘤(しこり)の形成が挙げられる。2 腫瘍が顔面神経に浸潤した場合には、顔面神経麻痺による顔面の麻痺や運動障害が現れることがある。2 診断においては、触診や超音波検査、CT検査、MRI検査などの画像検査が行われるほか、確定診断のために細胞診や組織診が実施される。1 治療の中心は外科的切除(手術療法)であり、顔面神経との位置関係や悪性度に応じて神経温存の可否が判断される。2 病期や組織型、転移のリスクに応じて、術後放射線治療などの放射線治療や薬物療法が組み合わされることがある。2

参考文献・出典

  1. 国立がん研究センター: https://ganjoho.jp/public/cancer/parotid_gland/index.html ↩1 ↩2 ↩3 ↩4
  2. 国立がん研究センター 希少がんセンター: https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/about/parotid_gland/index.html ↩1 ↩2 ↩3 ↩4