HEALTH WORDS / 用語解説
ANGPTL6
ANGPTL6とは、アンジオポエチン様タンパク質6(Angiopoietin-like protein 6)のことであり、主として肝臓から分泌され血管新生やエネルギー代謝の調節に関与する液性因子である。1
ANGPTL6は、アンジオポエチンファミリーに属する分泌タンパク質の一つとして同定された。2
構造的にはN末端側にコイルドコイルドメインを、C末端側にフィブリノーゲン様ドメインを有しており、他のアンジオポエチン様タンパク質と同様の特徴的なドメイン構造を保持している。2
生理学的な機能としては、血管内皮細胞の遊走や増殖を促進し、血管新生を誘導する活性が確認されている。1
また、エネルギー代謝の制御においても重要な役割を担っており、肥満やインスリン抵抗性との関連性が研究されている。1
遺伝子レベルでの解析では、ヒトの第19染色体上に存在することが示されており、代謝異常症や循環器疾患の病態解明に向けた基礎研究が進められている。2
参考文献・出典
- 国立情報学研究所 CiNii Research: https://ci.nii.ac.jp/naid/130006079018 ↩1 ↩2 ↩3
- アメリカ国立生物工学情報センター NCBI Gene: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/83854 ↩1 ↩2 ↩3