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HEALTH WORDS / 用語解説

CD300H

CD300H molecule

CD300Hとは、主として免疫系細胞の表面に発現し、シグナル伝達や免疫応答の調節に関与する膜タンパク質の一種である。1

CD300Hは、免疫グロブリンスーパーファミリーに属するCD300分子群の構成メンバーであり、ヒトにおいては遺伝子によってコードされている。2

この受容体分子は、主として骨髄系細胞をはじめとする白血球の表面に発現しており、細胞外ドメインを介して多様なリガンドと結合することによって細胞内のシグナル経路を活性化または抑制する機能を持つ。1

CD300分子ファミリーに属する他の受容体と同様に、CD300Hは炎症反応や免疫細胞の活性化状態を微調整する上で重要な役割を果たしていると考えられている。2

近年の遺伝子解析やゲノムデータベースの網羅的解析においても、CD300Hはヒトの第17染色体上に位置するCD300遺伝子クラスターの一部として同定されており、その詳細な構造や発現制御メカニズムに関する研究が進められている。1

基礎医学および免疫学の分野では、CD300HをはじめとするCD300ファミリー分子が、自己免疫疾患や感染症、さらには悪性腫瘍における免疫応答の破綻とどのように関わっているかを解明するための研究が行われている。2

参考文献・出典

  1. GenBank: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/388753 ↩1 ↩2 ↩3
  2. Ensembl: https://www.ensembl.org/Homo_sapiens/Gene/Summary?g=ENSG00000179373 ↩1 ↩2 ↩3