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HEALTH WORDS / 用語解説

自己免疫疾患

autoimmune disease

このページの目次
  1. 自己免疫疾患の種類

免疫細胞が自分の体の一部を異物と誤認して(自己抗原)、それを攻撃する病気の総称。

通常、T細胞などのリンパ球は自分の細胞を攻撃しない様に制御されているが、この制御に異常が起こると自己免疫疾患の原因となる。

T細胞が自分の体の細胞を攻撃しないように、負の選択と末梢トレランス(制御性T細胞による抑制を含む)という二重の垣根によって体は守られている、しかし、それでもトレランスは完璧ではない。自己免疫反応あるいは自己免疫病は、かなりの頻度で起こる。1

原因となっているものが自身の抗体(免疫)であるため、それを抑えようとすると本来の免疫力が低下して、別の感染症を発症する可能性を高めてしまうという問題がある。

自己免疫疾患が現れる遺伝的要因は特定のHLAの有無であり、環境的要因は溶連菌などの特定の病原体に対する抗体が自己抗体に結合できてしまうこととされる。2

自己免疫疾患の種類2

全身に炎症が起こる関節リウマチや全身エリテマトーデスは全身性自己免疫疾患、特定の臓器に炎症が起こる自己免疫疾患は臓器特異性自己免疫疾患と呼ばれる。4

参考文献・出典

  1. 技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25 ↩
  2. 技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25) ↩1 ↩2
  3. 脱毛症|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000332.html ↩
  4. 西東社 カラー図解 免疫学の基本がわかる事典 鈴木隆二(2015/6/3): https://amzn.to/2SW7bgi ↩