HEALTH WORDS / 用語解説
EPHA1
EPH receptor A1
EPHA1とは、受容体型チロシンキナーゼのエフィリン受容体ファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではEPHA1遺伝子によってコードされている受容体である1。
EPH受容体ファミリーは、チロシンキナーゼ型受容体の中で最大のものであり、細胞間相互作用の制御において重要な役割を果たしている。2
EPHA1受容体は、細胞膜上に発現し、リガンドであるエフリン(ephrin)と結合することで活性化される。1
このリガンドとの結合を介して、EPHA1は細胞接着、細胞移動、細胞形態の調整などの多様なシグナル伝達経路を制御する。2
発生生物学の分野においては、EPHA1は胚発生期における組織のパターン形成や細胞の移動経路の誘導に関与していることが示されている。2
また、生理学的なプロセスだけでなく、がんの進展、浸潤、転移などの病態生理学的現象への関与も研究されており、腫瘍生物学の領域でも注目を集めている分子である。1
参考文献・出典
- Genecards: https://www.genecards.org/cgi-bin/carddisp.pl?gene=EPHA1 ↩1 ↩2 ↩3
- Entrez Gene: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/2041 ↩1 ↩2 ↩3