ホームIL-1F10

HEALTH WORDS / 用語解説

IL-1F10

IL-1F10とは、インターロイキン-1(IL-1)ファミリーに属するサイトカインの一つであり、別名としてIL-38とも称されるタンパク質である1。ヒトにおいてはIL1F10遺伝子によってコードされており、主に扁桃腺や皮膚などの組織や、さまざまな免疫細胞において発現している2。

IL-1F10は、IL-1ファミリーの他のメンバーと同様に、免疫系の調節や炎症反応の制御において重要な役割を果たしていると考えられている。近年の研究により、IL-1F10は免疫応答を抑制する抗炎症作用を持つ分子として機能することが示唆されており、過剰な炎症や自己免疫疾患の病態に関与している可能性が注目されている3。また、皮膚科学の分野においては、尋常性乾癬などの炎症性皮膚疾患との関連性が研究されており、病態生理の解明や新たな治療標的としての可能性が検討されている4。

参考文献・出典

  1. NCBI Gene: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/84639 ↩
  2. Ensembl: https://www.ensembl.org/Homo_sapiens/Gene/Summary?g=ENSG00000136531 ↩
  3. NCBI PMC: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4233491/ ↩
  4. NCBI PMC: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6400032/ ↩