HEALTH WORDS / 用語解説
LPA5
Lysophosphatidic acid receptor 5
LPA5とは、リゾホスファチジン酸(LPA)をリガンドとするGタンパク質共役受容体の一つである。1
LPA5は、細胞膜上に発現する膜受容体であり、GPR92あるいはGPR92/93とも称されることがある。2
リゾホスファチジン酸(LPA)は、細胞外の生理活性物質として働き、多様なシグナル伝達経路を介して細胞増殖や細胞運動などの生体応答を惹起するが、LPA5はその受容体サブタイプの1つとして機能する。1
ヒトゲノムにおいて、LPA5をコードする遺伝子はLPAR5として知られており、様々な組織における発現が確認されている。2
これまでの学術研究により、LPA5は免疫系の細胞や神経系、消化管などにおいて特定の生理機能に関与していることが示唆されている。1
また、受容体としての活性化に伴い、下流のGタンパク質を介したアデニル酸 cyclaseの活性化や細胞内カルシウム濃度の変動など、多様な分子生物学的な反応を引き起こすことが明らかにされている。1
参考文献・出典
- IUPHAR/BPS Guide to Pharmacology: https://www.guidetopharmacology.org/GRAC/ObjectDisplayForward?objectId=1978 ↩1 ↩2 ↩3 ↩4
- 遺伝子カード: https://www.genecards.org/cgi-bin/carddisp.pl?gene=LPAR5 ↩1 ↩2