ヘテロ二量体(heterodimer) †
異なる2種類のタンパク質が会合して(それぞれ1分子ずつが組になって)できる二量体。異種二量体やヘテロダイマーとも呼ばれる。*1
ヘテロ二量体化が機能調節にポジティヴに関わる例としてオピオイド受容体(OPR)が挙げられる.κOPRとδOPRはヘテロ二量体を形成するが,κOPRのアゴニスト(U69563?)存在下でδOPRのアゴニスト(DPDPE?)を添加すると,U69563?非存在下に比べてDPDPE?に対する親和性が向上する.*2
*1岡山大学 理化学研究所 農研機構 分子科学研究所 東北大学 大阪大学 味を感知する受容体のセンサー領域の立体構造を初めて解明: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20170522_02web.pdf
*2Gタンパク質共役型受容体の二量体化による機能制御メカニズム 柳川正隆,七田芳則: http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/05/83-10-08.pdf
*2Gタンパク質共役型受容体の二量体化による機能制御メカニズム 柳川正隆,七田芳則: http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/05/83-10-08.pdf
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このページの最終更新日時: 2018-09-02 (日) 08:44:21