健康用語WEB事典

ヘテロ接合性消失(loss of heterozygosity : LOH)

対立遺伝子の一方に突然変異が起きた後、もう一方の対立遺伝子の対応する部位が欠落することで、その遺伝子が機能しなくなる現象。がん抑制遺伝子の機能消失に関わり、がんの発生を促進するとされる。*1

ヘテロな遺伝子座位DNAの組み換えや修復の過程でホモとなる現象。*2

正常な対立遺伝子が消失しがん抑制遺伝子の機能が失われる変化がヘテロ接合性の消失(loss of heterozygosity: LOH)として検出されることから、今までにいくつかのがん抑制遺伝子が同定されてきた。*3

*1順天堂大学医学部病理学第二講座講師 藤井博昭 Loss of heterozygosity(LOH)解析によるヒト腫瘍クローンの発育進展に関する研究を中心として: https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjmj/46/4/46_394/_pdf
*2KAKEN — 研究課題をさがす | ヘテロ接合性消失を利用した2倍体焼酎酵母の1ステップ遺伝子破壊法の開発 (KAKENHI-PROJECT-24580118): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-24580118/
*3梅迫誠一 p53ヘテロ欠損マウスにおけるAtmヘテロ欠損の乳がん感受性の修飾および発生した乳がんにおけるアリル消失領域の解析: https://www.osakafu-u.ac.jp/osakafu-content/uploads/sites/428/k0930.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-12-27 (金) 12:24:42