偽性球麻痺(pseudobulbar paralysis) †
延髄より上の脳幹部や大脳が損傷されたために嚥下の機能障害が起こる、球麻痺に似た脳の障害。仮性球麻痺では嚥下反射は起こりにくいが、球麻痺とは異なり嚥下中枢は障害されていないため、一度嚥下反射が起こればその後の動きはスムーズに進む。仮性球麻痺とも。*1
皮質-橋-延髄路の病変によって顔面、下顎、咽頭、喉頭、舌に生じる両側性の麻痺。*2
*1鹿児島大学リポジトリ 開口反射誘発部位の看護形態学的特徴 : エビデンスに基づいた機能訓練法確立のために: https://ir.kagoshima-u.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=5115&item_no=1&page_id=13&block_id=21
*2進行性「皮質型」偽性球麻痺: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp1960/45/4/45_4_309/_article/-char/ja/
*3熊本大学病院 嚥下障害診療センター 摂食・嚥下障害を引き起こす疾患: http://www2.kuh.kumamoto-u.ac.jp/jibiinkoka/enge/data/mt05/05b/02.pdf
*2進行性「皮質型」偽性球麻痺: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp1960/45/4/45_4_309/_article/-char/ja/
*3熊本大学病院 嚥下障害診療センター 摂食・嚥下障害を引き起こす疾患: http://www2.kuh.kumamoto-u.ac.jp/jibiinkoka/enge/data/mt05/05b/02.pdf
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このページの最終更新日時: 2020-01-17 (金) 11:11:53