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人体では首から下、横隔膜より上の部分。
胸郭およびその表面(乳房)や内部に存在する臓器(肺、心臓、食道)などを指すこともある。
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脂肪細胞のひとつ。熱を作るミトコンドリアが多く含まれるため褐色に見える。複数の脂肪滴を持つことから多胞性脂肪細胞とも呼ばれる。大きさは白色脂肪細胞の10分の1程度。褐色脂肪細胞は鎖骨付近や肩甲骨周囲、脊椎周囲、胸などに分布し、脂肪を使って熱を産生する働きを持つ。脂肪をエネルギーに変換する際は、白色脂肪細胞と同じくアドレナリン受容体が関わる。褐色脂肪細胞にはTRPV2が多く発現し、寒冷環境下(4℃)では交感神経の活動上昇に伴ってさらにその発現量が増加する。このTRPV2が刺激さ…
イミダゾールジペプチドのひとつ。哺乳類や魚類の筋肉に含まれるジペプチド。カルノシンがメチル化した構造を持つ。疲労回復や血圧降下、尿酸値降下作用などの効果がある。マグロ・カツオ由来のアンセリンに尿酸値降下作用のあることを突き止めたことは、最近の研究成果の一つです。これまでの機能性食品には見られなかった効果だけに、各方面の注目度が高いわけです。マグロやカツオなどの回遊魚の筋肉に多く含まれることが確認されている。とりわけ鳥の胸肉に多い。マグロやカツオは高度回遊性魚類であり、大規模な…
外尿道括約筋、球海綿体筋、坐骨海綿体筋の協調により、精液が後部尿道を経て体外へ射出される現象。精液が膀胱内へ逆流(逆行性射精)しないよう内尿道口の閉鎖が起こる。陰茎への刺激などによる性的興奮が中脳、延髄を経て胸腰髄の射精中枢へ伝わり、さらに腰内臓神経、上下腹神経、下腹神経、骨盤神経叢、精路の順に刺激が伝達される。
思春期に、主に片側の胸背部から上腕に出現する褐色斑。組織学的所見ではベッカー母斑と扁平母斑はほぼ同じであり鑑別は困難。遅発性扁平母斑とも。男性に多く、多毛を伴うことが多い。アンドロゲン受容体の感受性が増加していることから、男性ホルモンが関与している可能性が指摘されている。タグ:
妊婦に現れる線条痕。主に腹部に見られるが、胸や大腿にも起こる場合がある。生理的変化であるが、やや隆起した縦に走るピンク色線状病変として発生し、後に軟化、白黄色、委縮性皮疹となる。国内では妊婦の約半数に見られ、妊娠中期までに約80%が発生する。女性の身体に瘢痕として残存する可能性が極めて高い。妊娠線は妊娠による急速な皮膚表面の伸びに内側の組織がついていけないために、その組織が裂けて起こるとされる。
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